疲れた・・・（再発疑い） [ひとりごと]
先日、乳がんの術後はじめて検査をいろいろとしました。
こんなに間が開いて大丈夫なのか・・・と不安だらけでしたが、
その不安を的中させるように、
エコーでの結果に
「再発と思われます」
の文字が・・・・・
まじか！？
まだ、手術して8ヶ月、病理の結果もすべてよかったのに、エコーでわかるぐらいの再発なんてありえるのか・・・
もう頭の中ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる・・・・。
泣いても泣いてもなききれないぐらい、つらい状態に・・・。
がんの顔つきが私の場合グレード2ということで、中程度の悪性度（これも抽象的過ぎてようわからない）
だったので、
抗がん剤、避けたのがまずかったか・・・
とか、本当に悩み悩んだ・・・。
おりしも、がん仲間（戦友）が、再発疑い高い（黒にちかいグレー）といわれていて、
ああ、同じ波に飲まれるのか・・・と、心の平安を失っていました。
消えてしまいたい。。。。と。
でも、泣いてすごしても、笑ってすごしても再検査までは変わらない・・・
できるだけ笑ってすごそうと、がんばってがんばって、
今日再検査・・・。
白です・・・。
手術の跡ががんのように見えています
胸を抉り取った跡、脇の脂肪などを集めてつめて成型しているので、その部分に放射線があたって、
がんのように見えています、
熟知した技師なら見分けはつくのだろうけど、前回の病院ではわかりにくかったんだろうね・・・
と・・・
でも、経過はもっと短いスパンで見ていきましょう。と。
よかったぁ・・・ほっとした。またないても泣いても涙が出る・・・。
本当によかった・・・。
今回の件で、またいろんな経験をすることができました。
人はいろいろな思いを抱えて生きていると思うのだけれど
がん患者というのはまた、いろんな不安を抱えている・・・。
どうやったって拭い去れないし、忘れてしまえばといわれても、忘れていてはいけない事実が体に刻まれています。
つらい思いをしただろうけど、忘れて前向きに
なんていうやつは、信用できない。
忘れちゃいけないんですよ。忘れちゃ前向きになれないの。
だって、そこにあるんだもの。傷が、痛みが・・・。
傷跡は硬くしこって、普通に触ったってびっくりするぐらいかちかち・・・。
人前では何でもないふうをしていても、ずっとずっと、いつもいつも再発の不安を感じている。
残念だけど、私はそういうがん患者です。
がん＝死ではなくなった時代だったとしても、
少なからず自分の死をイメージした。
覚悟した。
だから、思うこともたくさんある。
やれるときにやれることをやる。会える人にはあっておこう。やりたいことはチャレンジしよう
人はそれを前向き
といってくれるけれど、私の中では違う・・・。
次に何かが起こったとき、後悔をしたくないから、人はみんな死をむかえるのなら、
死にむかってしか時間がすすんでいないんなら、いかに自分を生きるかを考えたらそういうことになった。
いわば、死への前奏・・・。
何かを残したい、自分が誰かに覚えていてもらえるように、何かを残したい・・・。
子供たちに、ママはこういう人だったと、語ってもらえるように、
友人たちに、いっしょに笑ってたのしかったよねといってもらえるように、
だんなに、いい妻ぶりだったといってもらえるように
そういうふうに生きていきたいと思う。
なんだか、ここ数日とても思い悩んで疲れました・・・。
結果はよい方向にでたので、今回はほっとしたけれど、
またいつ、おなじ思いをするかわからない・・・。
最初にがんです
といわれたときよりも再発のほうがずっしりとくる
ということも学んだ・・・。
本当に疲れた・・・。
